森林組合の仕事
指導部門
組合員への林業経営指導や広報誌の発行、補助金の手続きのサポートを行っております。また、鹿被害対策の為の有害鳥獣捕獲への助成を行ったり、林業労働災害防止の為の指導等も行っております。
森林整備部門

<植栽>
スギ・ヒノキを中心に、1ha当たり2,000~2,500本程度の苗木を植林しています。植え付けにあわせて鹿やうさぎ等の獣害を防護するための柵や単木保護資材の設置も行っております。お客様の要望により広葉樹等を植林することもあります。

<下刈>
植林した苗木の成長を妨げる雑草や雑木を刈払います。主に雑草木の成長が盛んな夏場に行います。2024年度から4回目以降の下刈りについては、協議が必要となりました。繫茂状況次第では1年に2回刈払うこともあります。

<除伐>
植栽木の成長を促進するために、その生育の妨げとなる雑木や形質が悪く育つ見込みのない植林木を取り除きます。植林後、7年から12年頃に実施します。

<間伐>
造林木を適当に間引いて、その林の成長に適した込み具合に調整するため5年に1度の割合で抜き切りを行います。間伐を行うことで、光が地表に届くようになり、下層植生の発達が促進されて、森林の持つ多面的機能が増進します。

<枝打ち>
フシのない上質な木材を作るため、造林木がある程度の大きさになった時、下枝を切り落とします。林内の風通しや日当たりを良くすることで、森林全体の健康を保つ効果もあります。この作業は、秋から春にかけて行います。

<保安林>
水源涵養及び土砂流失防備保安林内において、森林の整備を行います。なお、 保安林に指定されている森林での立木の伐採や土地の形質の変更作業には県知事の許可が必要となります。

<森林作業道>
森林内の木材の運搬や作業を効率的に行うため、簡易的な道路を作設します。様々な条件から最適なルートを計画し、安全で壊れにくい作業道の開設を目指しています。

<森林調査>
森林の現在の収穫量を知るため、立木の本数、直径、樹高、形状等の調査及び面積の測量等を行います。
<購買品>
山行用苗木、獣害対策用防護柵やきのこ栽培用種駒、竹用除草剤、刈払機の刃、地下足袋、防振手袋等の林業に係る商品を販売しております。
販売部門

<林産>
建築材料や燃料、紙類の原料など様々な用途に活用するため、利用間伐(森林の成長を促進するべく一定の間隔で木を伐採して搬出する作業)、全伐(一定の範囲の木をすべて伐採して搬出する作業)による素材生産を行っております。現在直営班4班、請負業者3社により行っています。
<木材集荷センター>
間伐材、剪定木等の買取を致します。買取額につきましては、材の質等により変動します。直径は6cm以上、長さは2m~4mを目途にお願い致します。枝葉の取り扱いについては、行っておりません。